10年の月日が教えてくれること。心の重い荷物が「ただの昔話」になるまで

先日、ふと10年前に開催したワークショップの感想を読み返していて。 当時参加してくれたN子が綴ってくれた言葉があまりにもリアルで、「これを読んで、今どんな気持ち?」と思わず連絡をとってみた。

今回は、彼女の10年前の生の声と、50歳になった今の言葉を、ここに並べて置いてみようと思う。

(10年前の言葉)

今朝の私はエリカ様並みにとんがってた ※別に…の時の沢○エリカ様です、笑

今日はあまり話したくないです インナーチャイルド?私にはピンとこない 5歳までの感情は無い いつもそれなりに幸せでした

今思い返すと、顔から火が出そうに恥ずかしい

午後のワークで5歳の私と今の私が話をした時 琴子さんのサポートで私の中の何かが弾けた パートナーのMさん曰く、琴子さんの絶妙なサポートで私が豹変した、崩壊した、と まさにそんな感じ

5歳の時、実は辛いことがあった でも、わかってない、覚えてない「ふりをしていた」 大人がみんな困った顔をしていたから、私は何もわからないふりをして無邪気に笑ってた

40年近く経った今でも、その出来事は私にとって、なんでもないこと、大したことじゃないよ、私はいつも幸せだったよと思い込んでいた いや、本気で思っていた、と思っていた(ややこしや~笑)

これがインナーチャイルドか 私にもあったんだ 今日初めて気づきました

あの時、私、本当は辛かったんだ、重かったんだ 琴子さんに止めないで、表すように言われて 「あ”ーーー」「重い!無理!」 足をバタバタする 肩が重く感じて、肩に乗ってる何かを振り払う 「重い!重い!!」 そしたら琴子さんが肩に乗って来た 嫌だ!本当に重い!!笑 「嫌だ!重い!!!」 泣きながら逃げる私 ずっと言えなかった言葉を吐き出して、逃げ切ったら肩が軽くなった

今の私が5歳の私に言う 「話してくれて、ありがとう。話してくれて、嬉しかったよ。頑張ったねー。これからはさ、辛い時は辛いって言おう。大丈夫なふりは止めよう。頑張ったね、ありがとうね、かわいいね」

ずっと重かった肩が今もまだ軽い 経験は、なかったことにはできないけど、きちんと向き合えたら、消化できる

琴子さんは治してはくれないよ ただ大きな愛で、惜しみないサポートをくれる あくまでも「自分」、気づくのは自分です 今辛い人が、いつか自分のタイミングで、琴子さんを信じて、何よりも自分を信じて、この先の人生を楽しめますように 自分を愛せますように

あの日の光景、コトコの中にもちゃんと残っている。 「重い!無理!」と叫ぶ彼女の肩に、コトコの全体重をかけた時のこと。 ずっと「何でもないこと」として奥底にしまってきた感情が、一気に溢れ出した瞬間だったね。

あれから10年。 当時の感想を読んだN子から、こんな軽やかなメッセージが届いた。

(現在のN子さんの言葉)

10年前の自分、懐かしい!

まず「朝からとがってた」にビックリ

この頃の私は人前で不機嫌にできたんだ

今はできないかも…

そしてこの「5歳の頃の経験」は今は完全に消化できています

思い出すこともないし、思い出したとしても平気

ただの経験、昔話になりました

この日の琴子さんや仲間に、改めてありがとう♥だな

本当に思い出さなくなったし

今回、意識的に思い出してみたけど

辛かったのは、あの時の5歳の自分で

今、50歳の自分が辛くなることはない

そして50歳の自分は辛い思いをすぐに

吐き出せる大人になっています

…ちょっとは我慢しろ?笑

読ませてもらって、なんだかコトコ自身がすごく勇気づけられてしまった。 あの時、あれほどまでに重く苦しかった出来事が、今は「完全に消化できてます」「ただの経験、昔話になってます」と語れるようになっている。

人は、蓋をしたくなるような過去の痛みも、その時の感情としっかり向き合えたなら、自分自身の力でちゃんと消化していくことができるんだよね。 そして今は、辛い思いをすぐに吐き出せる大人になっている。その変化とユーモアが、本当に頼もしくて素敵だなと思う。

今、肩に重いものを乗せたまま、周りを気遣って無邪気なふりをして笑っている人がいるかもしれない。 今はまだ、その重さを手放すのが怖いと感じることもあるかもしれない。

そのままで大丈夫。 いつか、自分のタイミングが来た時に、その荷物を下ろす場所としてKotoko&を思い出してもらえたら嬉しいな。 いつでも、ここで待っているから。

こころ
MBCJメソッドベースのメンタルワーク「壊れたら、直さない・・・」MBCJメソッドベースのメンタルワークでは、何かを変えようとするのではなく「今、ここ、あるがまま」に出会い、深く耳を傾けることを体験・体感を通して学んでゆきます。「まずは、自...

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました